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PCCJ2018Rd.1/Rd.2岡山国際サーキット

エフリンク(ゼッケン11)ドライバーの倉谷蓮よりレースレポート。


PCCJ2018の開幕戦、岡山国際サーキット。それは同時に、私自身のレースライフの開幕でもあった。


まだこのポルシェのカップカーに、おっかなびっくり、なんとか乗っている状態。車に不慣れ、岡山というコースに不慣れ、そしてなにより初の公式レース、レースにも不慣れという、ものすごく高いハードルを越えなければならない開幕戦。PCCJの凄まじいのは、出走されている方のレベルの高さだ。ほぼ全員が先頭を走るプロドライバーの1~2秒落ちのタイムを出してくる。サーキット初心者だった自分にPCCJへのお誘いがかかり、無謀にも出場を目指したこの1年、コーチである佐々木孝太さんに、ポルシェはどういう車で、だからこう走らせなきゃいけないという、基本から徹底的に叩き込まれてきた。スーパーGTと併催され、多くの方に披露する以上、ルーキーといえど、失礼な走りはお見せできない。

スーパーGT2018Rd.1岡山国際サーキット

4月7日初日。まず最初に圧倒されたのは観に来ている人の多さだ。岡山は普段はものすごく閑散としているのに、人が溢れかえっている。そして、皆が望遠レンズを装着したカメラを振り回している!!ポルシェのテントの周りも、そんなお客さんがひしめき合っている。何万人というお客さんの前でのレースと、聞いてはいたけど、ここまでとは・・・。

F link(エフリンク)車両

F link(エフリンク)ゼッケン11

チームKRM

本当にこの車で、こんな場所でレースするのか?直前になっても全然実感がわかない中、予選の出走時間が容赦なく訪れた。


予選開始、始まってしまえばもうやけくそだ。走るしかない。ちゃんと冷静に走れれば、それなりのタイムで走れるだけの実力は備えていることは自分でわかっている。とにかく自分本来の走りを、予選30分の間に2回、するのみ。

PCCJ2018Rd.1予選結果

PCCJ2018Rd.2予選結果

予選30分間で出したファステストタイムとセカンドタイムで、それぞれRd.1とRd.2のグリッド順が決まる。なんとか34秒前後をキープし、Rd.1はクラス6位、Rd.2はクラス5位からのスタートとなった!はじめてにしては上出来だ。

F link(エフリンク)車両

そしてRd.1決勝の時間もあっという間に訪れる。タイムアタックである予選と違い、今度は正真正銘、闘いだ。そして、天気はまさかの・・・雨!雨の経験なんて皆無。試練がどこまでも襲い掛かってくる。レインタイヤを装着してコースイン。


スタート。激しくホイールスピンし、一気に順位を落とす。そしてすぐにセーフティカーが。初めての経験がどんどん降りかかってくる。MossSでクラッシュ車両。やっぱりここか。雨だしなぁ・・・、雨の岡山はこのMossSのせいで本当に怖い。セーフティカーで何周しただろう、レース再開。そしてそのときには路面が大分ドライになってきた。


乾いてきた路面でのレインタイヤ走行はすごくふらふらで辛い。そんな中、必死に前にくらいつき、隙をついて2台抜き。しんどいのは自分だけじゃない。少し調子に乗ってきたところで、スピン。一気に最後尾に順位を落とす。絶対絶命。


それでも負けてたまるかとひたすら追いかける。すると前方で2台でスピンしており、一気にそれを抜く。そこからさらに2台抜き。もうみんなタイヤもふらふらで精神的にもグラグラになってるようで、逆に順位をどんどんあげて調子に乗り出した自分はとても強い。そしてそのままチェッカー。クラス8位という結果になった。

PCCJ2018Rd.1決勝結果

4月8日、スーパーGTの決勝日ということもあり、サーキットは前日以上に人が溢れかえっていた。そして訪れるRd.2出走時間。雨はパラつくものの、路面はドライ。一度レースを経験すると、プレッシャーはぐっと減り今日こそはと、意気込んで出走。

F link(エフリンク)出走直前

スタート。ホイールスピンはしなかったものの、クラッチつなぐ量が少なかったのか、トロトロ発進、4台に抜かれる。


順位が変わらないまま必死で食らいつき、前の車両にプッシュを続ける。そうしているうちにワイパーが必要なくらいに雨がひどくなってきた。路面は完全にウェットになる。スリックタイヤでのウェット走行は本当に辛い。怖すぎる。とにかく丁寧に、しかしちゃんと前方車両をロックオンして走り続ける。そしてついに前方車両がスピン。接触をぎりぎりかわし抜く。その後は大きなクラッシュ車両が出てセーフティカーがはいり、そのままチェッカー。クラス8位という結果で終了。

PCCJ2018Rd.2決勝結果

こうして、エフリンクとして、デビューレースを終えた。天候に振り回される辛い2日間だったが、様々な悪条件と初めてのレースを乗り越え、まがいなりにもPCCJという大舞台でそれなりにレースできたことは大きな自信につながった。これから先どんなレースがあり、そのときにどんな成長ができるのか、とても楽しみだ。

闘いの傷跡?

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